医学部の偏差値が軒並みアップ 過熱する医学部受験 合格率7%の狭き門

医学部人気が止まらない、過熱する医学部受験。医学部の偏差値が軒並みアップで合格率が7%に低下、地方の私立医学部でも超難関!

18歳人口は1990年代前半には200万人を超えていましたが少子化が進み減少、1992年のピーク時に205万人だった18歳人口は2017年には120万人まで減少しています。

次に大学志願者数の推移を見てみましょう。こちらも1992年のピーク時の大学志願者数は92万人でしたが2017年には68万人まで減少してしまいました。

  • 【18歳人口】1992年 205万人→2017年 120万人 約42%ダウン↓
  • 【大学志願者数】1992年 92万人→2017年 68万人 約26%ダウン↓

ところが大学入学志願者数全体が減っているにも関わらず逆に志願者が増加している学部があります、医学部です。医学部への入学志願者は20年前は約9万人でしたが2017年には約13万人まで増加、2017年の医学部の入学定員数 約9400人に対し、約14倍の13万人の受験生が殺到、実質合格率は7%という狭き門となっています。

【医学部の受験者数】20年前 約9万人→2017年 約13万人 約45%アップ↑

医学部人気に伴い、医学部の偏差値も軒並みアップしています。1992年には偏差値50を下回る医学部も存在しましたが、2018年の最新データでは、最も低い地方の私立大学でも偏差値は62。国公立大学医学部の偏差値ランキング(前期試験)上位10大学は全て偏差値70以上の超難関となっています。大学全入時代となっても医学部は例外、医学部は超難関の狭き門なのです。

【医学部の偏差値】1992年 偏差値50以下の医学部も複数存在していた→2018年 偏差値50台の医学部は皆無、もっとも偏差値の低い大学でも62。国公立大学医学部(前期試験)の偏差値ランキング上位10大学は全て偏差値70以上の超難関!!

医学部人気の原因は?大学・学部の人気は時代や経済情勢によって変化する

医学部を志望する高校生が増えている理由は複数ありますが、そのひとつが経済情勢です。2008年に起こったリーマンショックをきっかけに、国公立大学の志願者数が増加しました。国公立大学は私立大学に比べて学費が安いため、不況時には人気となります。

学部別で見てもその人気は時代とともに変化します。大手メーカーの業績が良い時期は経済学部や工学部の人気が高まります。逆にリーマンショック後、企業の業績が悪化し大学生の就職が厳しくなると、医学部など資格取得向きの学部が人気となりました。

足元では日本を代表する大企業である東芝が経営危機に陥っています。同じく電機大手のシャープは経営危機から自力再生ができず台湾の鴻海精密工業の子会社となってしまいました。有名大企業に入りさえすれば一生安泰という時代ではなくなりました。

以前なら大学卒業後に有名大企業への就職を目指していた層の受験生が景気に左右され難く安定職種のイメージが強い医師を目指して医学部を受験するという流れが加速しているのです

医学部の偏差値ランキング 2018【最新版 一覧】

国公立大学 医学部の偏差値ランキング トップ10(2018年 前期試験)
ランク 大学名 偏差値
1位 東京大学 78
2位 京都大学 77
3位 東京医科歯科大学 76
4位 大阪大学 75
5位 千葉大学 74
6位 名古屋大学 73
7位 東北大学 72
7位 北海道大学 72
9位 横浜市立大学 71
10位 京都府立医科大学 70
10位 大阪市立大学 70
10位 神戸大学 70
医学部受験生の憧れの的、医学部の最高峰 「東京大学医学部附属病院の公式HP」