大学受験するなら「とりあえずMARCH」|MARCHの偏差値 難易度はいくつ?

大学受験するなら「とりあえずMARCH」という受験生が急増。MARCHの偏差値 難易度はいくつ?

偏差値や入試難易度を基準に、「早慶」「MARCH」「日東駒専」などグループで分類されることが多い私立大学。そんな中、早慶は無理でも「とりあえずMARCHには行きたい」という受験生は非常に多いと言われています。

MARCH(マーチ)は、明治(M)、青山学院(A)、立教(R)、中央(C)、法政(H)の頭文字を並べて総称したフレーズです

MARCHは、いずれの大学も歴史が長い有名私立大学で、偏差値、入試難易度も「早慶」(早稲田・慶応)に次いで高く、難関大学とされています。いずれの大学も東京にキャンパスがあり、全国的な知名度も高く、都会的でおしゃれなイメージからブランド力があり、受験生憧れの人気大学となっています。最近では学習院(G)を含め、「GMARCH」と呼ばれるケースも増えています。

MARCHは、以前は早慶を目指す受験生の滑り止め的位置づけで見られることもありましたが、MARCHのブランド力は昔よりもアップしています。近頃は「現役でMARCHへの合格者数が○○人」といった塾や予備校、進学校の宣伝文句を良く見かけます。少子化が進む中、高校や塾、予備校も生徒募集に力を入れており、PRポイントとなるのが国公立大学や難関私立大学への合格実績であり、ネームバリューのある「MARCH」は絶好の宣伝文句になるのです。

「MARCH」というフレーズはもともと受験情報誌で使われた呼称です。偏差値や入試難易度が近い大学を便宜的にひとつにまとめたフレーズであり、5大学の校風は必ずしも似ているわけではありません。建学の精神や教育方針も各大学で違うのです。

しかしながら、「MARCH」というキーワードだけがすっかり一人歩きしてしまい、最近では「とりあえずMARCHに行きたい」「とりあえずMARCHのどこかに合格できれば」などという受験生は非常に多くなっています。教育方針も個性も全く違う大学をひと括りに扱ってしまい、誤った進路を選択してしまう受験生や保護者も多いといいます。

近年、偏差値や入試難易度の高い有名大学に入学したもののミスマッチを起こし、直ぐに中退する学生の増加が問題になっています。御多分に洩れづ、MARCHでも同様な現象が起こっており「とりあえずMARCH」で入学したものの入学してみたらイメージと違った、校風や授業が自分と合わなかったという理由で退学してしまう学生も少なくないそうです。

MARCHは、「偏差値や難易度が同じくらいだから大学の中身も同じようなもののはずだ」というイメージや思い込みによる、偏差値偏重の誤った進路指導や進路選択の影響を受けやすい大学と言えるでしょう。

「とりあえずMARCH」による進路決定は、大学に進学してから自分に合わない授業や環境に悩むミスマッチを招く懸念があります。正しい進路を選択するためには、イメージや思い込みによるものではなく、各大学の個性や特徴の違いを見極め比較検討することが大切なのです

MARCHの偏差値 一覧

  • 明治大学の偏差値 55~65
  • 青山学院大学の偏差値 55~67.5
  • 立教大学の偏差値 57.5~67.5
  • 中央大学の偏差値 55~65
  • 法政大学の偏差値 55~65

MARCH

MARCH(マーチ)とは、明治、青山学院、立教、中央、法政の5大学を示す通称。各校の英字表記の頭文字から構成されたフレーズとなっている。

  • M:明治大学(東京都千代田区)
  • A:青山学院大学(東京都渋谷区)
  • R:立教大学(東京都豊島区)
  • C:中央大学(東京都八王子市)
  • H:法政大学(東京都千代田区)

MARCHは、大学受験や就職活動時に使われることが多いフレーズで、関東の有名私立大学5校を指した総称である。近年では「MARCH」に学習院大学(G)を含めた「GMARCH」(ジーマーチ)と呼ばれるケースも多くなっている。