地方の私大“公立化” で偏差値10以上アップの大学相次ぐ
地方の不人気私立大学が公立化で偏差値10以上アップ。定員割れから人気大学に変貌。偏差値20以上アップのケースも!! 今ブームとなっているのが”地方私大の公立化“。高知工科大学をはじめ、これまで10の私立大学が公立大学へと生まれ変わっています。 高知県の高知工科大のケース。それまで県内に大学の工学部がなかった高知県はハイテク産業の浮揚策として、1997年に県主導で公設民営方式の私立大学(公設民営大学)として同大学を創設。その後、2009年に公立大学として生まれ変わりました。 公設民営大学とは:地方公共団体が地元の活性化を狙い私立大学を誘致、資金や土地などを地方公共団体が提供し開学された私立大学。 高知工科大のように公立化した地方の私立大学はこれまで10大学を数えます。これらの大学の多くが、公立化以前は人気がなく定員割れ&低偏差値にあえいでいました。ところが公立化した途端に志願者が急増、地域トップクラスの人気大学へ変貌し偏差値が急上昇するという事例が相次いでいます。 2017年4月に私立から公立化した長野大学(長野県上田市)のケース。長野大では少子化の影響により受験者数が急速に […]