2018年度 医学部の入学定員数は9419人|医学部の偏差値&入試難易度は依然高止まり
文部科学省によると、2018年度の国公立と私立併せた全81大学の医学部定員数は9419名で、2017年度の9420人から1名減少となりました。国公立大学医学部(前期)の志願者は2017年と比べて約5%減(約1000人減)となっていますが、医学部全体で見ると偏差値と入試難易度は依然として高止まりの状況で医学部入試は狭き門です。 医学部の定員は1997年から2007年までの10年間は7625人で抑制されていました。しかし、地方の医師不足が問題化したことを受け2007年に7793人まで増員。更に2009年には8486人に増員されました。 2010年~2017年は毎年臨時の定員増が図られ、また、2016年に東北医科薬科大学(定員100人)、2017年には国際医療福祉大学(定員140人)の新規医学部開設がされたことで、2017年度の医学部の定員は9420名まで増えました。 2017年度で終了する予定であった臨時定員増でしたが「地域枠入試」として2019年まで継続されることとなっています。 1997年の医学部の定員数は7625人でしたが、2017年には同9420人まで増え、20年間で1795人の定 […]